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三回忌の香典袋の書き方は?金額相場・お金の包み方・渡し方のマナーもご紹介

三回忌の香典袋の書き方は?金額相場・お金の包み方・渡し方のマナーもご紹介

三回忌の香典袋の書き方や香典の渡し方を分かりやすく解説します。三回忌は、故人をしのぶ大切な法要であり、「金額はいくら包めばいいのか」「香典袋の書き方はこれで合っているだろうか」と悩む方も多いです。

香典袋の正しい書き方をはじめ、故人との関係性ごとの金額相場、適切な香典袋の選び方やお金の包み方、渡すときの挨拶まで、三回忌に必要なマナーを丁寧に解説します。

目次

三回忌とは?故人の命日から2年目の法要

三回忌とは?故人の命日から2年目の法要

三回忌は、故人が亡くなってから満2年目の命日に行われる大切な年忌法要です。一周忌の翌年に行われるため、数え間違いに注意が必要。

一般的に三回忌までは家族や親族、故人と親しかった知人などを招いて行われますが、三回忌の後は規模を縮小していく傾向にあります。故人をしのび、ご遺族に寄り添う気持ちを表すためにも、参列する際は基本的なマナーをしっかりと押さえておきましょう。

三回忌香典の基本マナー|表書きは御仏前?薄墨は使う?

三回忌香典の基本マナー|表書きは御仏前?薄墨は使う?

香典を準備する際には、表書きや筆記用具の基本を確認しましょう。葬儀とはマナーが異なり、特に「御仏前」と「御霊前」の違いや墨の濃さは間違いやすいポイントです。故人やご遺族に失礼のないよう、正しい知識で香典を用意することが大切です。

香典の表書きは「御仏前(御佛前)」が基本「御霊前」との違い

仏教において、故人の魂は四十九日を過ぎると仏様になると考えられています。そのため、四十九日法要より前は「御霊前」を使い、故人が仏様になった後である三回忌では「御仏前」や「御佛前」と書くのが一般的なマナーです。御仏前と御佛前の違いは旧字体か新字体かの違いなので、どちらを選んでも問題ありません。

葬儀の際に使った「御霊前」の香典袋が手元にあっても、三回忌では使用しないように注意しましょう。故人の宗教や宗派にふさわしい表書きを選ぶことが、ご遺族への心遣いとなります。

宗派が分からない場合は「御香典」がおすすめ

仏教の中でも浄土真宗といった一部の宗派では、亡くなってすぐに仏になる「即身成仏」の考え方から、時期を問わず「御仏前」や「御佛前」を使用します。

もし相手の宗派が分からず、表書きに迷う場合は、「御香典」や「御香料」と書くのが無難です。仏教のどの宗派にも対応できるため、覚えておくと安心です。相手の宗派が事前に分かっている場合は、それにあわせた表書きを選ぶのがより丁寧な対応です。

香典袋の文字は薄墨ではなく濃墨の筆ペンで書く

お通夜や葬儀では、「悲しみの涙で墨が薄まった」という意味合いから薄墨を使うのがマナーです。しかし、涙も乾く頃とされる一周忌以降の法要では、通常の濃墨の筆ペンや毛筆を使用します。

三回忌の香典袋に名前や金額を記入する際は、黒色の濃い墨を使い、丁寧に、はっきりと書くのが基本です。弔事では、ボールペンや万年筆は略式とされているため、特別な事情がない限り使用しないようにしましょう。

三回忌の香典袋の書き方・選び方・お金の入れ方

三回忌の香典袋の書き方・選び方・お金の入れ方

三回忌の香典袋について具体的な手順を詳しく解説します。金額に合った香典袋の選び方や、外袋と中袋の正しい書き方、お金の包み方には大切なマナーがあります。故人への敬意を込めて、一つ一つ丁寧に準備を進めましょう。

香典袋の選び方|包む金額と水引の色で決める

香典袋は包む金額とのバランスを考えて選びます。1万円程度までなら水引が印刷されたタイプ。それ以上の金額を包む場合は、白黒または双銀の豪華な水引が付いたものを選ぶと良いでしょう。

水引は、一度結ぶと解くのが難しい「結び切り」のものを選びます。「不幸が二度と繰り返されないように」という願いが込められているためです。関西など一部の地域では、黄白の水引が使われることもあります。

香典袋の書き方を解説|外袋と中袋

外袋の水引の上中央に「御仏前」や「御香典」などの表書きを、その下に自分の氏名をフルネームで記入しましょう。

中袋がある場合は、表面の中央に包んだ金額を書きます。1万円なら「金壱萬圓也」、3万円なら「金参萬圓也」のように旧字体の漢数字で記入します。裏面の左側には、自分の住所と氏名を記載すると、香典を整理する際に施主の手間を省けます。中袋がないタイプの香典袋の場合は、外袋の裏側に住所、氏名、金額を直接記載します。

夫婦連名や会社名で出す場合の書き方

夫婦で参列する場合は、夫の氏名を中央に書き、その左側に妻の名前のみを記載します。会社として出す場合は、中央に会社名、その右側に代表者の氏名を書きます。

個人の連名の場合は、3名までであれば右から目上の順に全員の氏名を書きます。4名以上になる場合は、代表者の氏名を中央に書き、その左下に「外一同」と記し、全員の氏名を書いた紙を中袋に同封するのが丁寧な方法です。

香典袋へのお金の入れ方|新札は避けお札の向きをそろえる

香典に包むお札は、新札を避けるのがマナーです。新札は「不幸を予期してあらかじめ準備していた」という印象を与えかねないため、もし手元に新札しかない場合は、一度折り目を付けてから入れると良いでしょう。

お札を入れる際は、向きをすべてそろえ、肖像画が描かれている面を袋の裏側に向けて入れます。顔を伏せて悲しみを表すという意味合いが込められています。

三回忌の香典金額の相場はいくら?関係性や会食の有無による

三回忌の香典金額の相場はいくら?関係性や会食の有無による

三回忌の香典金額は、故人との関係性や自分の年齢、法要後の会食の有無などを考慮して決めるのが一般的。関係性ごとの相場を参考にしながら、自分の立場や状況に合った金額を用意しましょう。具体的な相場を分かりやすく解説します。

故人が親・兄弟姉妹・祖父母の場合

・会食なし: 約1万円~3万円
・会食あり: 約2万円~5万円

故人が両親の場合は、約3万円〜10万円と高くなることもあります。自分の年齢や社会的立場、また他の兄弟と事前に相談して金額をそろえるケースも多いです。故人との生前の関係性を考慮し、感謝の気持ちを込めて金額を決めると良いでしょう。

故人が叔父・叔母・いとこの場合

・会食なし: 約5,000円~2万円
・会食あり: 約1万円~3万円

生前の付き合いの深さによって金額は変動します。特にお世話になった間柄であれば相場より多めに包むこともあります。親戚間で金額の目安があるか、事前に自分の親や親族などに相談してみるのもひとつの方法です。

故人が友人・知人の場合

・会食なし: 約3,000円~1万円
・会食あり: 約1万円~3万円

特に親しい友人や大変お世話になった方であれば、相場以上の金額を包んで弔意を示すこともあります。香典はあくまで気持ちなので、相場は目安として故人への思いを大切にしましょう。

香典で2万円を包んでも良い?偶数や忌み数は避ける

弔事では、割り切れる偶数は「縁が切れる」ことを連想させるため、避けるのがマナーとされてきました。しかし、近年では1万円では少なく、3万円では多すぎると感じる場合に2万円を包むケースも増えてきています。

ただし、年配の方や地域の慣習を重んじる方もいるため、不安な場合は1万円札と5,000円札2枚で合計3枚にするなどの配慮をしましょう。「四(死)」や「九(苦)」を連想させる忌み数は、避けるべき数字なので注意が必要です。

三回忌当日の香典の渡し方と参列しない場合の郵送マナー

三回忌当日の香典の渡し方と参列しない場合の郵送マナー

心を込めて準備した香典は、渡し方にもマナーがあります。当日の挨拶や、やむを得ず欠席する場合の対応も重要です。参列時と欠席時、それぞれの状況に応じた香典の準備とマナーについて解説します。

当日の香典の渡し方と失礼のない挨拶

会場に到着したら受付で挨拶をします。「この度はご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」と伝え、袱紗(ふくさ)から香典袋を取り出しましょう。

相手が表書きを読める向きにして、両手で丁寧に渡します。長いお悔やみの言葉はご遺族の負担になることもあるため、簡潔に済ませるのがマナーです。施主に直接渡す際は、「御仏前にお供えください」とひと言添えます。

袱紗(ふくさ)の選び方と正しい包み方

香典袋をそのままバックやポケットに入れるのはマナー違反です。袱紗に包んで持参しましょう。弔事用の袱紗は紫や紺、深緑、グレーといった寒色系のものを選びます。紫色の袱紗は慶弔両用で使えるため、持っておくと便利です。

包む際は、袱紗をひし形に広げ中央に香典袋を置き、右、下、上、左の順でたたみます。この「左開き」が弔事の包み方です。

三回忌に参列しない場合は香典を郵送する|手順とタイミング

都合により三回忌に参列できない場合は、香典を郵送しても失礼にはあたりません。お金を送る際は、必ず郵便局の「現金書留」を利用します。現金書留専用の封筒に、香典袋と参列できないお詫びやお悔やみの気持ちを伝える手紙を同封して送りましょう。

タイミングとしては、法要の日時が分かっていれば、法要の前日までに施主の自宅に届くように手配するのが望ましいです。

香典を郵送するときに添える手紙の文例

香典を郵送する際は手紙を添えるのがマナーです。時候の挨拶は省き、本題から書き始めましょう。内容は、法要に参列できないお詫び、故人を偲ぶ言葉、ご遺族へのいたわりの言葉を簡潔にまとめ、「心ばかりですが御仏前にお供えください」といった言葉で締めくくります。

<手紙の文例>
○○様

この度は、故○○様の三回忌法要のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
本来であればお伺いし、皆様とご一緒に故人を偲びたいところではございますが、やむを得ない事情により参列できず、心よりお詫び申し上げます。
○○様が旅立たれてから、早いもので二年が経つのですね。生前の優しい笑顔が昨日のことのように思い出されます。
心ばかりのものを同封いたしました。ご仏前にお供えいただけますと幸いに存じます。
末筆ではございますが、ご家族皆様の御健勝を心よりお祈り申し上げます。
令和○年○月○日

(自分の氏名)
(自分の住所)

香典とあわせて用意したいお供えの選び方と相場

香典とあわせて用意したいお供えの選び方と相場

香典とは別に、故人をしのぶ気持ちを形にする「お供え」を持参すると、より丁寧な印象になります。ご遺族への配慮を忘れず、心のこもった品物を選びましょう。

香典と一緒に渡すお供えの金額相場は約3,000円~5,000円が一般的です。高額すぎるとご遺族に気を使わせてしまうため注意が必要。品物を選ぶ際は、日持ちがして分けやすい個包装のお菓子や果物、故人が好きだった飲み物などがおすすめです。仏前にお供えするため、殺生を連想させる肉や魚などは避けましょう。

三回忌のお供え|お茶やお菓子など気持ちが伝わるおすすめの品

三回忌のお供えにふさわしい品を厳選してご紹介します。故人やご遺族への気持ちが伝わる、定番のお茶から個包装のお菓子といったおすすめの品物を選びました。

銘茶百科 宇治森徳 銘茶詰合せ 優舞B

画像:銘茶百科 宇治森徳 銘茶詰合せ 優舞B

銘茶百科 宇治森徳 銘茶詰合せ 優舞B

3,078円

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お茶は弔事の贈り物として丁寧な気持ちが伝わる定番品です。高品質な日本茶は落ち着いた法要の場にふさわしく、世代を問わず喜ばれます。故人をしのぶ穏やかなひとときを贈る、心のこもったお供えです。

ホシフルーツ ナッツとドライフルーツの贅沢ブラウニー (16個入)

画像:ホシフルーツ ナッツとドライフルーツの贅沢ブラウニー (16個入)

ホシフルーツ ナッツとドライフルーツの贅沢ブラウニー (16個入)

3,132円

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濃厚なチョコ生地に香ばしいナッツや甘酸っぱいフルーツを贅沢にトッピング。彩り豊かなブラウニーはおしゃれで心のこもったお供えにぴったり。個包装で分けやすく、ご遺族に手間をかけさせにくいのもうれしいポイント。

優雅亭 かりん糖ギフトD

画像:優雅亭 かりん糖ギフトD

優雅亭 かりん糖ギフトD

3,078円

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黒糖や抹茶、いちごなど、多彩な味わいが楽しめる、どこか懐かしいかりんとうの詰合せです。個包装で日持ちがするため、ご遺族にゆっくり味わっていただけます。世代を問わず喜ばれる伝統的なお菓子は、三回忌のお供えにおすすめです。

【Q&A】三回忌の香典や準備に関するよくある疑問

【Q&A】三回忌の香典や準備に関するよくある疑問

三回忌の準備では、香典以外にも服装や当日のマナーなど、細かい疑問が出てくるもの。ここでは、多くの方が抱きがちな質問にQ&A形式で分かりやすくお答えします。

Q. 家族だけの法要や食事なしの場合、香典は必要ですか?

A. 家族だけの法要や会食なしの場合でも、香典は用意するのが基本マナーです。施主の負担を考慮し、会食費にあたる5,000円から1万円程度を相場から差し引いて包むと良いでしょう。親しい間柄であれば、香典をどうするか事前に相談してみるのも一つの方法です。

Q. 故人が自分の親の場合も香典は用意するべきですか?

A. 故人が親であっても、自分が施主でなければ香典は用意するのが一般的です。法要の費用を負担する施主を補助する意味合いがあります。金額に迷う場合は、事前に兄弟姉妹で相談して足並みをそろえると良いでしょう。独立して世帯を構えているなら、香典を準備するのがマナーです。

Q. 関西や関東など地域によるマナーの違いはありますか?

A. はい、地域によってマナーが異なる場合があります。代表的な例として、香典袋の水引の色が挙げられます。関東では黒白が一般的ですが、関西では黄白が広く使われます。香典の相場や風習も地域差があるため、自分の出身地と違う場合は、事前に詳しい方に確認しておくと良いでしょう。

Q. 香典袋はどこで買えますか?

A. 香典袋は、コンビニやスーパー、文具店、100円ショップなどで購入できます。急に必要になった場合でも、身近な場所で手軽に入手可能です。包む金額にあわせて選び、「御仏前」と表書きされているものか、無地のタイプを選ぶと良いでしょう。デパートや文具店などでは種類も豊富にそろっています。

Q. 三回忌の服装は?案内状の「平服」は普段着のこと?

A. 案内状に「平服で」とあっても、普段着はマナー違反です。この場合の平服とは「略喪服」を指します。男性は黒や紺などのダークスーツ、女性は同色のワンピースやアンサンブルを着用しましょう。三回忌では略喪服が基本ですが、服装に迷った場合は、事前に施主に確認しましょう。

Q. 施主側ですが、香典を辞退しても良いですか?

A. はい、施主の意向で香典を辞退することは可能です。参列者の負担を軽くしたいなどの理由から、辞退するケースも増えています。辞退する場合は、法要の案内状に「御香典はご辞退申し上げます」と明確に記載しましょう。当日に口頭で伝えると相手を困らせてしまうため、必ず事前に連絡することが重要です。

Q. 施主になった場合、香典返しは必要ですか?

A. はい、香典を頂いた場合、施主は香典返しを用意するのがマナーです。金額の目安は、頂いた香典金額の3分の1から半額程度が一般的です。品物は、お茶やお菓子、洗剤などの手元に残らない「消え物」がよく選ばれます。法要当日に手渡す方法と、後日配送する方法があります。

三回忌の香典を渡す際はマナーを守り故人をしのぶ気持ちを伝えましょう

三回忌の香典には、金額の相場から香典袋の選び方、書き方、渡し方とさまざまなマナーが存在します。覚えることが多く大変に感じるかもしれませんが、故人をしのび、ご遺族をいたわる気持ちを形にするための作法です。

マナーを丁寧に確認しながら準備を進めていけば、気持ちはしっかりと伝わります。何よりも大切なのは故人を大切に思う気持ちです。自信を持って準備を整え、心穏やかに故人をしのぶ一日をお迎えください。